最近は何の商品でも『中国産』や『アメリカ産』など、国産以外の商品が溢れていますよね。
家電や衣服であれば、国産以外のモノでも抵抗なく購入する人でも、直接口に入れる『食材』だけは国産にこだわるという人も多いはずです。
実は野菜の栄養が摂れる青汁も、国産以外の原材料を使っているモノが多いという事を知っていましたか?
もしかしたら日本では禁止されている農薬を使っていたり、品質が悪い粗悪なものを青汁に使われていたらと思うとぞっとしますよね。
そこで今回、青汁を安心・安全に飲むためにも、国産青汁について調査をしました!
目次
『国産』表記でも実は国産ではない!?青汁商品の裏側をこっそり教えちゃいます
国産の青汁について調査をしていると、なんと驚きの真実を知ってしまいました!明らかに海外産のモノを使用して作られた青汁が『国産』と表記されているではありませんか!
「これは詐欺なのでは?」と思い、国産について調べを進めると、なんと海外産のモノでも国産と表記しても良い謎のルールがあったんです。
『国産』表記に惑わされるな!国産表記の意外な落とし穴!
全ての食品の原産地表示は、JAS法と言う法律で義務付けられています。
しかし、加工食品は結構複雑で、肉や魚などの生鮮食品には原産地の表示は義務となっていますが、それ以外の加工食品は、最終生産物(実際の商品)に使用される原料のうち、国産品が51%使用されていれば『国産』との表示をしてもいいんです。
つまり!外国産の原料を使っていても、国内で加工してしまえば『国産』と表示出来てしまうというわけ。
青汁に関して言うと、たくさんの原料を使っている青汁で、ただ国産とだけ表示されている青汁は、信用できないんですよ。
これは見ておくべき!食品の品質に関わる各種法規制や条例
国産の青汁品質に関わる法規制は、農林水産省の『JAS法』や厚生労働省の『食品衛生法』など、様々な法や条例によって、品質の検査が行われています。
しかし、輸入品の検査は、厚生労働省の登録検査期間のみで検査され、市場に出回ってしまうんです。
青汁を選ぶときは、基本的に下の表に書かれている方や条例をクリアしているかどうか、確認しておくようにしましょう。
法・条例 | 管轄省庁 | 内容 |
JAS法 | 農林水産省 | 農産物の品質改善。品質規格を定め、品質表示の適正化に関する法律 |
食品衛生法 | 厚生労働省 | 食の安全性確保及び健康被害を防止するための法律 |
製造物責任法 | 内閣府 | 食品を作る企業の責任の明確化や、食品被害から消費者を守るための法律 |
食品安全基本法 | 内閣府 | 食品の安全を保つために、公共団体や関連事業者の責務・役割を定める法律 |
原料の産地はどのように探せばいい?
一番手っ取り早いのが、青汁を販売している企業に直接聞く事なんですが、そんな時間を割いてまで青汁の原料にこだわる方って少ないと思います。
青汁の原料を見るときは、基本的に公式サイトで原料について表記していることが多いので、公式サイトから見ておくと良いですよ。
原料の産地のほかにも見ておくべき選び方のポイントとは
また、青汁の原料産地や栽培方法を確認する以外に、最低限押さえておいて損はないポイントが2つあります。これを押さえておくと、自分に合った青汁を見つけることが可能ですよ。
品質と価格のバランスが良い物を選ぶようにしましょう
健康のために飲む青汁は100円から5,000円以上の物まで、価格の振れ幅が大きい健康食品です。
コレって意外にわかりやすく、価格が安いものほど原料は外国産の物を使っています。更に日本では禁止している成分配合の農薬を使っているかもしれません。
そのため、青汁を選ぶときには1杯あたり100円~200円程度の青汁を選ぶようにしましょう。
添加物はあまり入っていないほうがいい!?
また、添加物の量に関しても選ぶポイントの1つ。大手メーカーから販売されているからと信用して、青汁を購入してしまうと痛い目に合ってしまうんです。
例えば、伊藤園の『毎日1杯の青汁』とヤクルトの『青汁のめぐり』を見てみると、その差がわかると思います。
伊藤園の『毎日1杯の青汁』は砂糖まみれ!?
伊藤園の『毎日1杯の青汁』の成分表を見てみましょう。
こうして見てみると、青汁の原料よりも砂糖が多く配合されています。更に見てみると、糖質と食物繊維だけで、成分全体の半分を占めており、野菜のビタミンやミネラルは、ほかの青汁よりも少なくなってしまうんです。
ヤクルトの『青汁のめぐり』は実は効果なし?
また、楽天やamazonで人気の青汁のめぐりの成分も見てみると、1日分である2袋15gに含まれている『糖質』の量は7~12gで、ほかの青汁とか比べてもかなり多いんです。
そのため、青汁本来の栄養よりも、飲みやすさに重要視されている青汁なので、あまりオススメできません。
本当に自分に合った青汁を探すためのポイントって?
つまり、自分に合った『本当に効果のある』青汁を見つけるためには、原料産地のほかに価格や品質に注意して選ぶ必要があります。
また、添加物で美味しくなった青汁よりも、抹茶や煎茶の粉末を使っている青汁を選ぶことで、飲みやすさと栄養補給の両立を図っている青汁もあるので、味を見る時でもどんな味がして、どんな原料を使っているか確認することは忘れないようにしましょう。
国産青汁はコレだ!国産青汁の中でもオススメな青汁TOP5
ここでは嘘・偽りのない国産素材を使った国産の青汁をランキング形式でご紹介していきます。
第1位 極の青汁
極の青汁はサントリーから販売されている青汁です。サントリーと言えば、多くの飲料品を販売している大手企業の1つ。そんなサントリーが『日本人の野菜不足を真剣に考えて』、極の青汁づくりに取り組んでいます。
そんな極の青汁は、国産の大麦若葉と明日葉の2つを主原料として使っており、原料調達の段階から、担当者が直接現地に足を運び、栽培状況や品質を確認するほど、徹底した管理を行っているんです。
更に製品に加工する工場でも、国が定める以上の品質基準を設け、高品質の青汁づくりに力を入れています。
また、極の青汁には野菜ポリフェノールの1つで、抗酸化作用や成人病の予防にも繋がる『ケルセチンプラス』を独自配合することで、野菜の力を効率よく吸収できているんですよ。
その上、飲料メーカーならではのこだわりが、極の青汁の『味』です。健康のために毎日飲むことを考えて、サントリーは極の青汁に宇治煎茶や愛知県産抹茶を配合し、日本茶の様な味わいを再現しています。
そのため、毎日おいしく飲みながら栄養をしっかり摂れる青汁に仕上がっているんです。
気になる色々をまとめてみた!
主原料や飲みやすさ
主原料 | 大麦若葉(熊本県阿蘇産) 明日葉(鹿児島県屋久島産) 抗酸化ルチン(ケルセチンプラス) |
特徴 | ・国産原料を高品質の青汁として加工 ・ケルセチンプラスを独自配合 ・日本茶の様な味わいで毎日続けやすい! |
飲みやすさ | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
内容量・価格・1杯あたりの価格
通常サイズ |
徳用サイズ |
|
内容量 | 30包(約1カ月分) | 90包(約3カ月分) |
単品購入 | 3,600円+税 | 9,000円+税 |
定期購入 | 3,240円+税 | 8,100円+税 |
1杯あたりの価格 | 120円(定期購入 108円) | 100円(定期購入 90円) |
第2位 ふるさと青汁
ふるさと青汁は、マイケアから販売されている『明日葉メインの青汁』です。明日葉と言えば、ほかの青汁原料の中でもビタミン類が豊富に含まれており、更に特有成分のカルコンは血糖値の減少や肥満防止の効果を持つ栄養も含まれている野菜。
ふるさと青汁は、そんな明日葉を葉っぱから根っこまで丸ごと使っている、ほかの青汁と比べても稀な青汁になっています。
実は明日葉って、葉よりも茎や根っこの方に栄養が詰まっているんですよ。
ふるさと青汁は、栄養価の高い明日葉だけではなく甘みがある桑の葉や大麦若葉を独自比率で配合することで、抹茶風味で飲みやすい青汁に仕上がっています。
そんなふるさと青汁は、マタニティマークとタイアップして商品展開するほど、添加物を一切使っていない青汁です。
気になる色々をまとめてみた!
主原料や飲みやすさ
主原料 | 明日葉(東京都八丈島産) 大麦若葉(熊本県・大分県産) 桑の葉(島根県産) |
特徴 | ・明日葉を丸ごと使用! ・マタニティマークとタイアップしている |
飲みやすさ | 抹茶風味(ややクセがあります) |
内容量・価格・1杯あたりの価格
内容量 | 30包(約1カ月分) |
単品購入 | 3,800円+税 |
定期購入 | 3,420円+税 |
1杯あたりの価格 | 127円(定期購入 114円) |
第3位 黒糖抹茶青汁寒天ジュレ
興和新薬から販売されている黒糖寒天ジュレは、珍しい『ゼリータイプ』の青汁です。青汁の原料には食物繊維が豊富なクマイザサを使い、更に植物原料を発酵させた特別エキスを配合することで、みなさんに足りない栄養を補うことが出来ます。
更にゼリーの材料として食物繊維が豊富な寒天を使っているので、頑固な便秘にもしっかり聞いてくれるんです。
また、黒糖抹茶青汁寒天ジュレにはヒアルロン酸や乳酸菌も配合しているため、美容効果やデトックス効果も高い、女性向けの青汁になります。
気になる色々をまとめてみた!
主原料や飲みやすさ
主原料 | クマイザサ(北海道産) 植物発酵エキスなど |
特徴 | ・珍しいゼリータイプの青汁 ・食物繊維が豊富 ・ヒアルロン酸などが美容効果を生みます |
飲みやすさ | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
内容量・価格・1杯あたりの価格
内容量 | 30包(約1カ月分) |
単品購入 | 4,320円 |
定期購入 | 2,160円※1 3,888円※2 |
1杯あたりの価格 | 144円(定期購入 72~130円) |
※1 初回のみこの価格になります
※2 2回目以降はこの価格になります
第4位 健康道場 粉末青汁
サンスターから販売されている、健康道場の粉末青汁は、緑黄色野菜の中でも特に栄養価が高い、国産の原料を5つに厳選して使っているため、1杯飲むだけで野菜の栄養を補うことが出来ます。
また、保存料や着色料を一切使わず、水に溶けやすくするつなぎとなるデンプンなども一切入っていないため、添加物に悩む妊婦さんでも安心して青汁を飲むことが出来るんです。
気になる色々をまとめてみた!
主原料や飲みやすさ
主原料 | ブロッコリー(宮崎県産、鹿児島県産など) ケール(宮崎県産、大分県産など) 大麦若葉(福岡県産、大分県産など) 明日葉(東京都八丈島産) モロヘイヤ(島根県産) |
特徴 | ・国産原料を5つに厳選 ・1杯あたりの量がスゴイ!(1包10g) ・添加物一切なし! |
飲みやすさ | 普通(ややクセのある味) |
内容量・価格・1杯あたりの価格
内容量 | 30包(約1カ月分) |
単品購入 | 4,500円+税 |
定期購入 | 4,050円+税 |
1杯あたりの価格 | 150円(定期購入 135円) |
第5位 リッチグリーン
リッチグリーンは、『大麦若葉』のみを使ったシンプルな青汁です。大麦若葉と聞くと、市販の青汁と大差ないと思うかもしれませんが、使われている大麦若葉は幻の品種と言われている、『赤神力』と言う品種を使っています。
赤神力は一言でいうと、ほかの明日葉よりも栄養価が高く、そして飲みやすい青汁の原料。
そんな赤神力の栄養素や酵素を崩さないように、『活性保存製法』と呼ばれる独自製法で仕上げているため、赤神力の力を120%感じることが出来るんですよ!
気になる色々をまとめてみた!
主原料や飲みやすさ
主原料 | 大麦若葉『赤神力』(大分県産) |
特徴 | ・大麦若葉のみとシンプルな青汁 ・国産で幻の品種『赤神力』を使用 ・活性保存製法で栄養と酵素を崩さないで青汁に仕上げている |
飲みやすさ | クセのある味 |
内容量・価格・1杯あたりの価格
内容量 | 30包(約1カ月分) |
単品購入 | 4,101円 |
定期購入※3 | 1,990円※1 3,694円※2 |
1杯あたりの価格 | 137円(定期コース 66円~123円) |
※1 初回限定となります
※2 2回目以降はこの金額となります
※3 3回以上の継続がお約束となります
まとめ
健康のため、美容のためと目的は違いますが、高い栄養を求めて青汁を飲み始める方は少なくありません。
そんな目的があるのに、『安ければいい』なんて思っていてはいけませんよ。
青汁は続ける必要がある物ですが、格安の青汁を続けていても体の不調が表れてくるだけです。
自分の目的を思い出して、青汁は『国産』の物に絞って、自分に合った青汁を購入するようにしましょう。