似ているようで似ていない。
違うけどどんな風に違うのか、はっきりとわからないものって、結構多くありますよね。
たとえば、青汁とグリーンスムージー。
どちらも同じような緑色だし、野菜もたくさん使っているし、もしかして同じものなの?
そう感じた方も多いと思います。
しかし、この2つって実は全然違うものなんですよ。今回は、鮮やかなグリーンに隠された青汁とスムージーの違いについて迫っていきたいと思います。
目次
青汁とスムージーはかなり違うものだった!
そもそも、青汁とスムージーの違いを知っている人って、そこまで多くないと思います。そこでまずは、青汁とスムージーのはっきりとした違いに迫っていきましょう。
そもそもスムージーって何なの?
スムージー(smoothie)はアメリカ発祥の飲み物で、簡単に言うと『冷凍した果物や野菜を使った、シャーベット状の飲み物』です。
作り方も簡単で、あらかじめ凍らせておいた果物や野菜を水と一緒に、ミキサーで砕きながら混ぜ合わせるだけ。
溶けかけたシャーベット、なんていうとわかりやすいかもしれませんね。
しかも、好みのフルーツを加えることができるのが特徴で、おいしいスムージーの黄金比率は、野菜とフルーツの割合が6:4とされています。
グリーンスムージー=青汁ではありません!
そんなスムージーの中でも、グリーンスムージーは文字通りグリーン(緑色の野菜)とフルーツを水と一緒にミキサーにかけた飲み物になります。
そのため、青汁とは全然違うものになるんですよ。
じゃあ青汁ってどんなもの?
では青汁とはどんな飲み物なのか、これは知っている方も多いと思います。
青汁は、大麦若葉や明日葉、ケールなどの緑黄色野菜のみを使って作る、日本が発祥の健康飲料です。つまり、青汁とスムージーはそもそも違う国で始まった飲み物なんですよ。
青汁といえば、『苦い!もう一杯!』なんてイメージが強いと思いますが、今の青汁って抹茶や煎茶を配合しているものが多く、おいしく飲める青汁が増えてきています。
どっちがオススメなの?
そんな青汁とスムージーって、どっちが健康にいいのでしょうか。どちらも野菜や果物のみを使用しているため栄養が豊富ですが、実は青汁のほうが健康維持やダイエットに効果的なんですよ。
成分の違いって何?
果物を多く使っている分、糖質が圧倒的に多いのがスムージーです。ファスティングをしている方にとって糖質は多少必要ですが、ダイエットは果糖を控えなくてはいけません。
そのため、実はスムージーってダイエットには向かないドリンクなんです。
野菜のみで作られている青汁のほうが、低カロリー・低糖質なので効果的と言えます。
温度の違いで何か変わる?
野菜や果物を凍らせることで、栄養価が大きく下がることはありませんが、常温のほうが栄養の吸収がいいんです。また、ダイエット中はできるだけ体を温めて代謝をよくする必要があります。
そのため、常温で野菜の栄養を摂ることができる青汁のほうが効果的なんですよ。
つまりおしゃれな響きで若い女性に人気なスムージーよりも、古くから飲まれている青汁のほうが栄養をしっかり摂ることができて、さらにダイエット効果も高いんですよ。
しかし、健康維持が目的の方は少しクセがある青汁よりも、おいしく飲めるスムージーもオススメ。ただし、コストが結構かかってしまうので、注意してくださいね。
おすすめの青汁はコレ!迷ったらこの青汁から試してみて!
スムージーよりも青汁のほうがオススメですが、今の青汁商品って店頭で並んでいるものから通販限定のものまで、数多くの商品が販売されています。
そのため、その中から自分に合った青汁を見つけることは難しいはず。そんなあなたにオススメの青汁を3つ紹介します。
青汁選びに迷ったら、まずはこの青汁から試してみてください。
極の青汁
極の青汁はサントリーから販売されている青汁です。
サントリーと言えば、多くの飲料品を販売している大手企業の1つ。みなさんも一度はサントリーの飲み物を飲んだことがあると思います。
そんなサントリーが『日本人の野菜不足を真剣に考えて』、極の青汁を完成させているんですよ。
原料に国産の大麦若葉と明日葉の2つを使い、原料は担当者が直接産地に足を運んで、栽培状況や品質を確認するほど、徹底した管理を行っています。
更に製品に加工する工場でも、国が定める以上の品質基準を設け、高品質の青汁づくりにこだわっているんです。
また、極の青汁には野菜ポリフェノールの1つで、抗酸化作用や成人病の予防にも繋がる『ケルセチンプラス』を独自配合することで、野菜の力の底上げをしています。
その上、飲料メーカーならではのこだわりが、極の青汁の『味』です。健康のために毎日飲むことを考えて、サントリーは極の青汁に宇治煎茶や愛知県産抹茶を配合し、日本茶の様な味わいを再現しています。
そのため、毎日おいしく飲みながら栄養をしっかり摂れる青汁に仕上がっているんですよ。
極の青汁の特徴と価格まとめ
内容量 | 通常サイズ 30包(約10日~30日) 徳用サイズ 90包(約30日~90日) |
価格 | 通常サイズ 3,600円+税(定期コース 3,240円+税) 徳用サイズ 9,000円+税(定期コース 8,100円+税) |
1日当たりの価格 | 通常サイズ 120円(定期購入 108円) 徳用サイズ 100円(定期購入 90円) |
特徴 | ・国産原料を高品質の青汁として加工 ・ケルセチンプラスを独自配合 ・日本茶の様な味わいで毎日続けやすい! |
主原料 | ・大麦若葉(熊本県阿蘇産) ・明日葉(鹿児島県屋久島産) ・抗酸化ルチン(ケルセチンプラス) |
味(飲みやすさ) | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
ふるさと青汁
ふるさと青汁は、マイケアから販売されている、明日葉メインの青汁です。
栄養バランスが良く、特にビタミンを豊富に含む明日葉は、カルコンと呼ばれるデトックス効果や美容効果に役立つポリフェノールを多く含んでいる、日本原産の葉野菜。
ふるさと青汁はそんな明日葉を葉っぱから根っこまで、文字通り“丸ごと”使っている青汁なんですよ。
更にクセの少ない国産の大麦若葉や桑の葉も加えることで、抹茶風味で飲みやすい青汁に仕上がっています。
そんなふるさと青汁は、GMP認定工場でいくつもの検査だけではなく、目視や味、香りや真剣さなど厳しい検査をこまめに行い、安心して飲める青汁づくりに力を入れているんですよ。
その品質の高さは、マタニティマークとタイアップできるほど、高品質の青汁として完成されています。
ふるさと青汁の特徴と価格まとめ
内容量 | 30包(約1カ月分) |
価格 | 単品購入 3,800円+税 定期コース 3,420円+税 |
1日当たりの価格 | 127円(定期コース 114円) |
特徴 | ・明日葉を丸ごと使用 ・マタニティマークとタイアップしている |
主原料 | ・明日葉(東京都八丈島産) ・大麦若葉(熊本県・大分県産) ・桑の葉(島根県産) |
味(飲みやすさ) | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
黒糖抹茶青汁寒天ジュレ
興和新薬から販売されている黒糖抹茶青汁寒天ジュレは、青汁の中でも珍しい『ゼリータイプ』の青汁です。青汁独特の粉っぽさが無く水に溶かす必要もなくなるので、持ち運びに苦労せず気軽に青汁を摂ることが出来ます。
原料にクマイザサをメインに使い、明日葉やケールなどの植物原料を発酵させた特別エキスも配合しています。更にヒアルロン酸や乳酸菌も配合しているので、美容効果やデトックス効果も期待でいる青汁に仕上がっているんですよ。
また、味にも抜かりはありません。抹茶と相性がいい黒糖やココナッツパウダーを使い、奥行きのある甘みを引き出しているので、美味しく続けることが出来ますよ。
そんな黒糖抹茶青汁寒天ジュレは、GMP認定工場で製造しており、日本健康・栄養食品が定める品質規格をクリアし、JHFAマークを取得しているほど、安心感のある青汁として、みなさんのお手元に届けられているんです。
黒糖抹茶青汁寒天ジュレの特徴と価格まとめ
内容量 | 30包(約1カ月分) |
価格 | 通常購入 4,320円 定期コース※1 2160円※2~3,888円※3 |
1日当たりの価格 | 144円(定期コース 72~130円) |
特徴 | ・珍しいゼリータイプの青汁 ・食物繊維が豊富 ・ヒアルロン酸などが美容効果を生みます |
主原料 | クマイザサ(北海道産) 植物発酵エキスなど |
味(飲みやすさ) | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
※1 最低3回の継続が条件となります
※2 初回のみこの価格になります
※3 2回目以降はこの価格になります
青汁とスムージーは組み合わせると最強?オススメのレシピを紹介!
また、青汁とスムージーは組み合わせると、両方のいいとこ取りができるんです!その中でもオススメの作り方と、相性のいい果物を押さえておきましょう。
青汁とフルーツのグリーンスムージー
スムージーって野菜も入っていますよね。
野菜の代わりに青汁を使うことで、より簡単にグリーンスムージーを作ることができるんですよ。
材料
- 粉末タイプの青汁・・・1袋
- バナナ・・・1/2本
- リンゴ・・・1/2個
- キウイ・・・1/2個
- 水・・・100cc
つくりかた
適当な大きさにカットしたフルーツに青汁と水を加えて、ミキサーで混ぜるだけです。
濃度は水の量で調整できるので、お好みの濃さで飲んでくださいね。
また、常温で作ることで、青汁の力とフルーツの力をしっかり吸収できるのでお勧めですよ。
一緒に入れるだけで効果を発揮!青汁と相性のいいフルーツとは
忙しい時や疲れているときに、複数のフルーツを準備することって、大変なことだと思います。さらに季節の果物を買おうと思うと、お値段が高くてなかなか用意できませんよね。
そんなあなたに朗報です!
実は青汁と1種類のフルーツでも、おいしいグリーンスムージーを作ることができます。
無理なくストレスを感じない範囲で、スムージーづくりを楽しみませんか?
イチゴ
イチゴは、風邪の予防や美肌効果が期待できるビタミンCと、血液を作る葉酸が豊富に含まれています。
また、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える、ペクチンも含まれているので青汁と一緒に摂っておきたい果物です。
バナナ
バナナは塩分の排出を促してくれるカリウムや、新陳代謝に欠かせないマグネシウムを豊富に含んでいます。さらに食物繊維やフラクトオリゴ糖も含んでいるため、腸内の消化の手助けをしてくれるんです。
免疫力の向上や便秘の解消には、オススメの組み合わせになりますよ。
パイナップル
パイナップルは代謝を促すビタミンB1をはじめ、クエン酸などが豊富に含まれます。
さらにエネルギーの生成に役立つマンガンも豊富なため、疲れた時や忙しい毎日を送るみなさんにピッタリの組み合わせです。
マンゴー
マンゴーには体内でビタミンAに変わるβカロテンやビタミンC、葉酸が豊富です。カロリーはやや高めですが、ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいるので、女性にはオススメの組み合わせになりますよ。
キウイ
実はキウイって、1個で1日に必要なビタミンCのほとんどを補えるほど、含有量はフルーツの中でもトップクラスです。しかもカリウムや食物繊維も豊富に含んでいるため、青汁と合わせて積極的に摂りたいフルーツですね。
リンゴ
リンゴに含まれる水溶性食物繊維のペクチンは、消化を促し胃酸のバランスを整えてくれます。また、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種である、カテキンも多く含まれているんですよ。
青汁とは味の相性もいいので、おいしく飲むのみ最適なフルーツになりますよ。
まとめ
スムージーと青汁は、作り方から特徴まで、似ているようで似ていないものですが、どちらも体にいい飲み物であることは間違いありません。
しかし、さまざまな視点から見ると、青汁のほうが栄養補給にピッタリだと思いませんか?そのうえ、青汁は水に溶かすだけのものが多く、スムージーと比べて手間もかかりません。
調理や後片付けの手間が面倒な方や、コスパ重視の方、ダイエット中の方には青汁は特にオススメです。
毎日維持できることが何よりの健康につながることを忘れず、自分に合った方法で続けてくださいね。