野菜を使った飲み物といえば、スムージーも飲まれることも多くなりましたが、やっぱり青汁や野菜ジュースが定番ですよね。
野菜不足を気軽に解消することができる飲み物として、どちらも人気の高い飲み物ですが、この2つの特徴って大きく異なるんです!
好みに合わせての飲むのが一番ですが、どうせなら栄養満点なものを飲み続けていきたいと思いませんか?
そこで今回は青汁と野菜ジュース、それぞれにどのような違いがあるのか、メリットやデメリットから見ていきたいと思います。
青汁と野菜ジュースの違いって何?
どっちも目的が“健康”なだけあって、栄養が高いものを飲みたいはず。青汁も野菜ジュースも、野菜を絞っている点に変わりはありませんが、原材料や製法に違いがあるんです。
青汁と野菜ジュースの違いって何?
そこで、青汁と野菜ジュースの違いを、簡単にまとめてみました!
青汁
- 栄養価の高い緑色の野菜や葉を厳選して使っています
- 原材料を丸ごと使って加工しています
- 加熱処理をしていない青汁も中にはあります
- 粉末やサプリタイプ、ゼリータイプなんてものもあります
野菜ジュース
- いろいろな野菜や果物を使っている
- 果物や糖分をブレンドしている
- 繊維質が残らないように搾りかすを取り除き、のど越しをよくしている
- 基本的に加熱処理がされている
- ペットボトルや紙パック、缶など容器のバリエーションが豊富
青汁と野菜ジュースを比較してみると結構特徴が違いますよね。
特に青汁は、粉末タイプのほかにサプリメントタイプのものからゼリータイプまで、さまざまな形状のものが販売されているんですよ。
青汁のメリットとデメリットって何だろう?
そんな青汁のメリットやデメリットを見ていきましょう。
メリット
- ビタミンやミネラル、食物繊維など体に必要な栄養素がバランスよく豊富に含まれている
- 酵素やポリフェノールなど、原材料特有の体にいい成分が含まれている
- カロリーや糖分が少ない
- 好きなもので割ることができ、いろいろなアレンジが可能です
- コンパクトで携帯しやすい
- 常温で保管できて、賞味期限が長い
デメリット
- 味にクセがあります
- のど越しが悪いです
- 近くのスーパーやコンビニではあまり取り扱っていない
こうしてみてみると、青汁は『栄養がギュッと詰まっている反面、飲みにくいもの』なんてイメージがつくと思います。
しかし、今の青汁って味にクセがないものや、おいしく飲むことができる青汁も増えてきていて、気軽に飲み続けることができるんですよ。
野菜ジュースのメリットとデメリットって何?
また、野菜ジュースのメリットやデメリットも見ていきましょう。
メリット
- 飲みやすく仕上げてあり、おいしいものも多くあります
- 野菜と果物を一度に摂ることができます
- 開封したらそのまま飲める
- サイズによって、家族で飲んだり一人用に携帯したりできる
- スーパーやコンビニ、自動販売機などで手軽に購入できる
デメリット
- カロリーや糖質がやや高め
- 製造過程で食物繊維が減少している場合があります
- 加熱処理をしているので、酵素やビタミンが残っていません
- 冷蔵庫で保存しなければいけません
- 空き容器がごみとなりたまってしまいます
果物や加糖によって、飲みやすく加工されている野菜ジュースは、子供や野菜が苦手な人も気軽に飲むことができます。
しかし、カロリーや糖質がやや高めになっており、加熱処理もされているので摂りたい栄養をしっかり摂ることができません。
おいしさにこだわるあまり、野菜本来の栄養が損なわれていることが多いんです。
健康のために飲むのであれば青汁のほうがおすすめです!
青汁と野菜ジュース、それぞれに良いところがあり、好みによって選ぶほうがいいと思います。
しかし、野菜不足の解消や健康維持を目的にするなら、青汁のほうが断然オススメなんですよ。
青汁は栄養価が高いだけではなく、カロリーも野菜と比較して1/7ほどとなっており、糖質に関しても青汁は野菜ジュースの1/10以下なんです!
ほかにも青汁は酵素や特有の栄養を豊富に含み、高い抗酸化作用があり、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。
青汁は飲みにくく、苦いなんて印象が強い飲み物だと思いますが、最近は飲みやすくおいしい青汁も増えてきているんですよ。
また、粉末タイプの青汁って、自分の好きなもので割ればおいしく飲めるので、工夫して毎日の食生活に取り入れてみてはどうでしょうか。
どんな青汁を選んだらいい?自分に合った青汁を選ぶポイントとは
そんな青汁の中でも、どんな青汁を選んだらいいかわからない方も多いと思います。そこで、自分に合った青汁を選ぶときに必要なポイントを紹介していきましょう。
原材料のいろいろ 見ておいて損はありません!
原料の種類
青汁って、各メーカーからいろいろな青汁が販売されていますが、基本的に『大麦若葉・明日葉・ケール・桑の葉』の4つが、多く使われます。
それぞれの特徴や飲みやすさを簡単にまとめたので、自分に合った原料の青汁を見つけるようにしましょう。
大麦若葉
大麦若葉には食物繊維やビタミン、ミネラルと言った栄養素だけではなく、糖質・たんぱく質・脂質の3大栄養素も含んでいるため、『食糧危機を救う』をも言われる原料なんです。
大麦若葉の特徴は、なんといってもほかの原料よりも栄養バランスが優れている点です。
即効性は感じにくいですが、長期的に見ると健康維持には最も適した青汁原料になります。
更に青汁の中でも飲みやすいため、今売られている青汁のほとんどが、大麦若葉を使っているほどなんですよ。
明日葉
「今日摘んでも明日には新しい芽が出る」と言われるほど、成長が早く生命力が強い植物です。その栄養は野菜の中でも、特にビタミンやミネラル、食物繊維がほかの原料よりも豊富に含まれているだけではなく、特有成分の『カルコン』が含まれています。
カルコンは、美容や健康維持のために役立つポリフェノールの1種で、一緒に含まれているビタミン類と共に、みなさんの健康を維持してくれるんですよ。
ケール
『マズイ!もう1杯!』と言うCMで有名になった青汁のほとんどが、このケールが主原料になっています。
ケールは“野菜の王様”と呼ばれるほど、栄養価が高い反面、独特な青臭さや苦みがあることで知られる原料の1つなんですよ。
その栄養は、数多い緑黄色野菜の中でも、カロチン・カルシウム・鉄・リンなどのビタミンやミネラル等の栄養価が特に豊富に含まれています。
桑の葉
青汁の原料の中では、なかなか見ることがない桑の葉は、実は古くから薬草に使われるほど有名な原料です。
そんな桑の葉には、特有成分のDNJが魅力の1つ。
DNJには、ブドウ糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えるため、糖尿病の改善やダイエットにも効果があります。
他にもビタミン類やミネラル、食物繊維がバランスよく含まれている、優秀な青汁原料の1つなんですよ。
それぞれの飲みやすさをまとめるとこんな感じ!
大麦若葉 |
明日葉 | ケール | 桑の葉 |
◎ | △ | × |
〇 |
原料の産地
そんな4つの原料が使われている青汁を飲むときに、注意してほしいのが産地です。いくら原料に高い効果があるといわれても、外国産の原料が使われているなんて聞くと、あまり飲みたいとは思いませんよね。
しかも、外国産の原料でも、国内で加工したら『国産』と表記していいなんて聞くと、不安になると思います。
そのため、青汁の原料が国産のものが使われていることを、充分確認してから青汁を選ぶようにしましょう。
安心感を持って飲める“品質”のものを選ぶようにしましょう
青汁は毎日飲む物なので、安全性も大切な要素の1つです。健康に良いと思っていたのに、『体に良くない成分が入っています!』なんて言われたら、ショックが大きいはず。
そうならないためにも、
- 原料は無農薬又は化学肥料未使用かどうか
- 体に悪影響のある添加物が入っていないかどうか
- 保存料が使われていないかどうか
の3つは最低限チェックしておくようにしましょう。
例えばこんな規格を持っているなら安心!
法・条例 |
管轄省庁 |
内容 |
JAS法 | 農林水産省 | 農産物の品質改善。品質規格を定め、品質表示の適正化に関する法律 |
食品衛生法 | 厚生労働省 | 食の安全性確保及び健康被害を防止するための法律 |
製造物責任法 | 内閣府 | 食品を作る企業の責任の明確化や、食品被害から消費者を守るための法律 |
食品安全基本法 | 内閣府 | 食品の安全を保つために、公共団体や関連事業者の責務・役割を定める法律 |
原料の加工方法
さらに、原料の加工方法に目を向けておきましょう。実は青汁の加工方法って、『原材料の表示方法』で、食物繊維が豊富に入っているかどうかがわかるんです!
○○葉末
この表示がある場合は、天然粉末です。
原料を丸ごと粉砕しているので、食物繊維も一緒に摂取できます。
○○エキス末
この表示の場合は、加工粉末です。
エキス化したものをスプレードライしているので、食物繊維は取り除かれます。
継続できるお値段で青汁を選ぶようにしましょう
青汁は、毎日飲み続けることで、効果を発揮してくれる健康食品です。そのため、おいしく続けていくためにも、みなさんのお財布事情と相談して、自分に合った青汁を選ぶようにしてください。
青汁の品質や原料がしっかりしているものは、大体1杯あたり100円~の青汁を選ぶようにするといいですよ。
ほしい青汁はどんな青汁?粉末タイプでオススメの青汁はずばりコレ!
上で紹介した3つのポイントをクリアしている青汁の中でも、特にオススメな3つの青汁を紹介したいと思います。
どの青汁を買うか悩んでいる方は、ぜひこの青汁から試してみましょう。
青汁初心者の方は「極の青汁」がオススメ!
極の青汁はサントリーから販売されている青汁です。
サントリーと言えば、多くの飲料品を販売している大手企業の1つ。そんなサントリーが『日本人の野菜不足を真剣に考えて』、極の青汁づくりに取り組んでいます。
そんな極の青汁は、国産の大麦若葉と明日葉の2つを主原料として使っており、原料調達の段階から、担当者が直接現地に足を運び、栽培状況や品質を確認するほど、徹底した管理を行っているんです。
更に製品に加工する工場でも、国が定める以上の品質基準を設け、高品質の青汁づくりに力を入れています。
また、極の青汁には野菜ポリフェノールの1つで、抗酸化作用や成人病の予防にも繋がる『ケルセチンプラス』を独自配合することで、野菜の力を効率よく吸収できているんですよ。
その上、飲料メーカーならではのこだわりが、極の青汁の『味』です。健康のために毎日飲むことを考えて、サントリーは極の青汁に宇治煎茶や愛知県産抹茶を配合し、日本茶の様な味わいを再現しています。
そのため、毎日おいしく飲みながら栄養をしっかり摂れる青汁に仕上がっているんです。
極の青汁の特徴と価格まとめ
内容量 | 通常サイズ 30包(約10日~30日) 徳用サイズ 90包(約30日~90日) |
価格 | 通常サイズ 3,600円+税(定期コース 3,240円+税) 徳用サイズ 9,000円+税(定期コース 8,100円+税) |
1日当たりの価格 | 通常サイズ 120円(定期購入 108円) 徳用サイズ 100円(定期購入 90円) |
特徴 | ・国産原料を高品質の青汁として加工 ・ケルセチンプラスを独自配合 ・日本茶の様な味わいで毎日続けやすい! |
主原料 | ・大麦若葉(熊本県阿蘇産) ・明日葉(鹿児島県屋久島産) ・抗酸化ルチン(ケルセチンプラス) |
味(飲みやすさ) | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
まるで野菜ジュース?おいしく飲むなら「めっちゃぜいたくフルーツ青汁」!
人気モデルに大人気な青汁がめっちゃぜいたくフルーツ青汁です。
大麦若葉をベースになっている青汁ですが、食物繊維が豊富なクマザサや明日葉など人気の青汁原料を使い、更に181種類の酵素や乳酸菌も配合されているんですよ。
また、ダイエット時に気になる肌荒れ対策として、セラミドやプラセンタ、ヒアルロン酸などの美容成分も配合されています。
まさに『めっちゃぜいたく』なフルーツ青汁として、女性にもオススメな青汁ですよ。
めっちゃぜいたく青汁の特徴と価格まとめ
内容量 | 30包(約1カ月分) |
価格 | 単品購入 5,980円+税 定期コース※1 680円+税※2~3,980円+税※3 |
1日当たりの価格 | 199円(定期コース 23円~133円) |
特徴 | ・181種類の酵素がダイエットをサポート! ・こだわりの国産青汁素材を3種も使用! ・美容成分6種配合で女性もうれしい! |
主原料 | ・大麦若葉 ・クマザサ ・明日葉 他多数配合 |
味(飲みやすさ) | フルーツジュース(かなり飲みやすいです) |
※1 最低5回以上の継続がお約束となります
※2 初回限定となります
※3 2回目以降はこの金額となります
美容に良い青汁を飲むなら「ふるさと青汁」がオススメです!
ふるさと青汁は、マイケアから販売されている、明日葉メインの青汁です。
栄養バランスが良く、特にビタミンを豊富に含む明日葉は、カルコンと呼ばれるデトックス効果や美容効果に役立つポリフェノールも多く含まれています。
そんな明日葉を葉っぱから根っこまで、文字通り“丸ごと”使っている青汁なんですよ。
更にクセの少ない国産の大麦若葉や桑の葉も加えることで、抹茶風味で飲みやすい青汁に仕上がっています。
そんなふるさと青汁は、GMP認定工場でいくつもの検査だけではなく、目視や味、香りや真剣さなど厳しい検査をこまめに行い、安心して飲める青汁づくりに力を入れているんですよ。
ふるさと青汁の特徴と価格まとめ
内容量 | 30包(約1カ月分) |
価格 | 単品購入 3,800円+税 定期コース 3,420円+税 |
1日当たりの価格 | 127円(定期コース 114円) |
特徴 | ・明日葉を丸ごと使用 ・マタニティマークとタイアップしている |
主原料 | ・明日葉(東京都八丈島産) ・大麦若葉(熊本県・大分県産) ・桑の葉(島根県産) |
味(飲みやすさ) | 抹茶風味(かなり飲みやすい) |
まとめ
ほとんどの方が『野菜不足』に悩んで、野菜ジュースや青汁を飲みたいと思うはず。どちらにもいいところがあり、好みによって選ぶのもいいと思います。
しかし、野菜不足を解消して、健康維持につなげるのであれば、野菜ジュースよりも青汁のほうがオススメなんです。
そんな青汁を選ぶときには、
- 原材料
- 品質
- 価格
の3つは見ておくようにしましょう。
また、抹茶や煎茶を使って低カロリーでおいしい青汁も中にはあるので、おいしく続けられる青汁を試してみて損はありませんよ。
毎日を健康に過ごすためにも、みなさんの生活に欠かせない青汁を選んでみてはいかがですか?